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「オームOm」という音のお話し

 

Yogaをする皆さんに、こんなことはありませんでしたか?

 

「健康のためにYogaでもするかっ」

といってYogaのクラスにいくと、いきなり冒頭で先生が

「ではみなさん御一緒に~、ハイっ!  オーム」

とかいって、Yogaクラス全員で突然のオーム合唱。

 

「えー?えー! キュウに?」

とアタフタして周りを見ると、みんな当たり前のように神妙な顔して「オーム」とかいってる・・

そんな光景に面食らった事はないですか?

 

私はYogaを始めた頃、えらいびっくりしましたよ。

 

「待てよ。 オ、オ、オームだ? あり?これ宗教?

痩せるとか、健康とか、

そっちの路線できたのに・・・なんか違うなー」

 

と、そりゃあ怪しげに感じていました・・

 

「あ、もしや・・? 先生、髪も超長いし。目つぶって、はいっちゃてるし。

クラスの途中で浮いたりしないよな・

そういえば、なんか皆、奇妙に優しかったし、

ひょっとして罠っ??」

 

そんな風にも、思ってしまうかもしれません。

というか、私は思ってました・・・(すまぬ)

 

志高き皆さんは、たぶんそんなことないと思いますが、

私は思いっきり疑ってましたよ。

 

今でこそ先頭きって「オーム」とかいう奴になり果てましたが、

それは意味がわかってからです。

それまでは、長い疑惑と混乱の日々が続いたものです。

 

 

そこで今日はちょっとだけこの「オーム」という音の話しをしてみましょう。

Yoga周辺の怪しいワールドのレッテルを剥がし、

罪なき「オーム」の疑いを晴らし、

Yoga=宗教説を打ち破りたいものです。

 


初めに強調して、言わせてください!

Yogaは宗教じゃないっ!!   宗教じゃないだす」

・・ハアハア(今日は本気です)

 

Yogaは、伝統と格式に基づく“自分のための精神トレーニング方法”。

 

体と心、2つの面から自分と向き合い、自分を磨き、高める方法がYogaなのです。

 

体を動かし、浄化することで病気の原因を取り除き、健康になります。

そして、

心にアプローチすることで、悲しみや苦しみという苦悩の原因を根っこから解放するメソッド。それがYoga

 

誰にも頼ることなく体と心に起こる問題のルーツを自分の中にみて、

原因のレベルからあらゆる苦悩を取りのぞき、

もっと楽に、もっと自由になるための自己トレーニング方法がYogaなのです。

 

そして

最終的に、優しく、心の大きな豊かで深い人になることが

Yogaのターゲット。


Yogaとは、本当になりたい自分になるための、ダイレクトな道ともいえるでしょう。

 

何千年もの伝統に基づき、古くからありながらも、

今も衰えず、確実に結果を出し続けている自分を磨く方法であるYogaの世界。

それを今日は「オーム」という音から垣間見てみましょう

 

 

「オーム」は、サンスクリット語の語源

अव्(アヴ)」。

このアヴという語源には「何かを守る、養う」という意味があります。

 

「オーム」という音の定義は、

अवति रक्षति इत् ओम् 

アヴァティ ラクシャティ イティ オーム

世界のすべてを守る存在、

that which protects and sustains this
world.

That is Om  それがオーム」

 

 

AuM  म्という3つの音が連なる音は、

神聖なる音とも「マントラ」といわれます。


3つを一緒に発音すると、アとウがドッキングして、「オー」という音になります。


正しい発音は、「オー」と一気に2つの音を言い放って、「ム」でしめる。

 

長さも決まってます。

ア、ウ.ム、という3音分だけのばすのが正しい長さ。

 

なので、Yogaクラスでやったらめったら長い、

 

「オーーーーーーOooooo—–

ーー(・・まだー?)ooo―――――Ooooo――ムぅぅ」

 

というのは、聖典的に言うとちょっと違うらしいです。

 

・・かといって短く

「オム、オム、オッム♪」

というのもご利益が失われるそうな・・

 

よくインドの修行場所では、

「オ―イ、ちょっと、」というような意味で

「オーム!(オイ!)そこのジャパニーズ、カレーの漬物とってくれぃ」

と食堂でおやじさんに呼び掛けられたり、

 

お寺でオロオロしていると、

「オム、オーム!(ちょっと、邪魔だよ、そこどきなっ!)」

と司祭さんに促されたり・・という意味で呼び掛けられたりしてしまいますが、これは少々乱用気味のセンス・・

 

「オーム」とは、「世界全体を守る存在。そして、世界に生きるあなたを常に守っている存在」のこと。

全世界、自然界に秩序をもたらし、守りながら、世界を巡らせている力の名前が「オーム」なのです。

 


その存在は、今もあなたの体の中で食べ物を消化したり、呼吸をリズミカルに起こしたり、熱をつくったり、耳や目をファンクションさせたりしています。

感覚を起こし、心に感情を湧かせ、頭に考えさせる法則として、いつも人と共にあり、人を守っている存在。それが「オーム」

 

そんな意味をもつ「オーム」は、『ヴェーダ(聖典)』に記された「マントラ(聖音)」でもあります。

 

「マントラ」とは、

「マン 語源मन्(考える)」+「トラ(道具)」

考える道具、心を扱うための道具、といわれます。


だから、マントラは儀式で使われたり、心を扱うための瞑想で使われたり、Yogaの時に唱えられるのです。

 

聖なる音、聖音といわれるのは、

Yogaを含む精神修行や、成熟した人間として生きるためのメソッドが記される『ヴェーダ(聖典)』の中で、

一番最初にあるマントラが「オーム」だからです。

 

『ヴェーダ(聖典)』の、どのマントラも必ず「オーム」が一番初めに記されています。

「オーム(聖音)」は、マントラの中でも最も大事で、神聖な音であるとされているのです。

 

『ヴェーダ(聖典)』は、「オーム」と唱えれば、どんな願いも叶えることができる、といいます。


同じ『ヴェーダ(聖典)』の最終章である『ウパニシャッド(奥義書、ヴェーダ聖典の最終的な教え)』は、

何かをする前に「オーム」といえば、どんな行いも浄化することができる、といいます。

 

『バガヴァッドギーター』という経典では、行いの前に「オーム」といえば、心がキレイに浄化されるというのです。

 

誰もが本当に叶えたいと願う究極の自由も幸せも、

すべて「オーム」の理解と斉唱が連れて来てくれる、と。

 

 

「オーム」は最高の心の浄化道具、聖なる音である、と。

 

そういわれているのです。

 

なぜなら内と外から、全世界を守り養う存在の名前が

「オーム」だからです。

 

「オーム」は、生物の体の中で呼吸として、血液を巡らせ、考えを働かせ、毎日成長させ、体の中から守る者。

生物の体を養う食べ物をつくり、大地を豊かにし、光を与え、風を動かし、水で潤し、星を廻し、外から世界を守る者。

 

世界を動かす法と力である者の名前を理解し、唱えることで、その驚異的な存在の力を味方につけることができるといわれるのです。

 

何が世界を守っているのか?

何が自分を守っているのか?

 

その存在を知り、敬い、委ねることで、人は絶大な力を身につけ、どんな願いも叶えることができると、

そういうのです。

 

「オームAUM」の3つの音は、全世界に広がる存在という意味でもあります。

A」は、現在、わたしたちが今経験している、起きている世界

U」は、夢の世界。

M」は原因、潜在的な状態。

世界の3つの状態を象徴しています。

 

全世界に広がり、全世界を守る存在。それが「オーム」。

 

 

Yogaでは、みんなが素になって、世間での役割を忘れ、体や悩みを忘れることができるほどリラックスし、自分の本心に戻ることができます。

 

そして素の自分、本来の自分である時、私達は世界を守る「オーム」と1つに繋がることができるといわれます。

 

素直に、身も心も、自分を守る存在を知り、

どんな時も裏切らず自分と共にあり自分を養っている存在に心を開け放ち、信頼し、委ねる時、私達はそれは心地よい経験ができるのです。

それが真のリラックスであり、解放と自由の意味。

 

Yogaのクラスでは、みんながそんな究極のハッピー状態になることを祈って、冒頭で「オーム(聖音)」と、唱えるのです

 

しかも、「オーム」は唱えるだけで、ご利益アリ! 心も体も浄化される、というではありませんか。

 

 

・・・うん、もう唱えない理由がないねぇ・・・

 

 

 

というわけで、「オーム」の怪しいレッテルをがっさりとって、

ご利益満点インドの古代の知恵に現代人の我々もあやかろうではないですか

 

 

リラックス、りらっくす

 

さて。

 

Yogaについても、「オーム(聖音)」についてもわかったところで、今度はマントラを唱えることについてちょっといてみましょう。

 

もともとYogaの教え、『ヨーガスートラ』も

『ヴェーダ(聖典)』も『ウパニシャッド(奥義書)』も、『バガヴァッドギーター』も皆口述。


唱えるだけで、教えは伝えられてきました。

 

先生から生徒へ、音だけで教えが伝えられてきたという凄さ。

 

紙も道具も、本やipadの類も使わず、耳と口、

それを繋げる「音」によって、人間に真実を見せ続けてきたのがマントラの斉唱。

 

音だけで、知性に「理解」を起こし、真実のヴィジョンを見せること。

それがマントラやスートラという音と意味。

 

スートラを知り、マントラの意味を知り、唱える事ができる人は、世界の何にも頼らず、己の力で、

自由で幸せな、悟りの境地にいることができるというのです。

 

 

むむ、ちょっと、かっこいい。

 

 

何も持たず、何も抱えず、何にも依存することなく、

1人孤高に己の事実を真っ直ぐ生きる人。


それがマントラを斉唱する真のヨーギーらしいのです。

 

 

すごいっ!

 

そんな風に自立したカッコいいYogiのために、

唱える事だけで教えが伝わり、教えのヴィジョンが蘇るように、マントラもスートラも作られているのです。

 

そして、意味を知りながら唱えるマントラは、とてつもない力を発揮するといいます。

 

 

 

実は、このちびっ子異星人の私も、インドで3年、実験的に毎日マントラを唱えてきましたが、

ここにきて、その凄さをヒシヒシ感じておるのです。

 

なんとも言えないが、確実に何かが起こっている・・・

目に見えない効果があるようなのです。

 

 

朝、東を向いて唱えれば元気になるし、夕方唱えれば気持ちが落ち着きます。

日中、ちょっと気分がすぐれなくても、気合いを入れて唱えると体の中から力が湧いてくるような感じです。

 

日々いろいろな問題が起こっても、トータルにみればなんとなくいい方向に動いてくれているように思えますし、


とにかく心穏やかで、静かでありながらも、ブレない強いエネルギーに支えられ、真っ直ぐYogaの道を歩き続けていられるのです。


それがマントラの力なのかもしれん、と思えるのです。

 

そうでなければ、この宙ブラリンのオロオロ星人である私のような人間が10年もYogaを続けられるはずがない・・

 

聖典にいわせれば、サンスクリット語のマントラを唱えると

「ブランマバルチャス(ブランマの輝き、力)」

という不思議な力が、その人の輝きとなって湧いてくるというではありませぬか。

 

 

こ、これは、ぜひ唱えねば!

 

 

「あれ、ひょっとすると、マントラ効果絶大?」

と思うようなシチュエーションに私も巡り合ったりしております。

 

体を動かすYogaの次は、声だすYoga・・?

 

まあ、とにかく唱えることで

元気になり、

クヨクヨした悩みを吹き飛ばせる

パワフルなマントラの世界をちらりとのぞいてみましょう♪

 

 

*****************

 

いや~皆さま、

  恒例のヘビ退治のお時間がやってまいりました。

 

 

そうそう、

先週は火に供物を捧げ、マントラを唱え、祈りが届いた所で、

私にがっちりとりついたというヘビを撃退!するところまでみ

ましたね。

 

そして、

とりついたヘビをなんじゃかんじゃして、

このパンの中に閉じ込めました。





Cimg2036

(これが、ヘビが閉じ込められたパン、ヘビパン)

 

 

 

そして、いよ

いよこのヘビパンを闇に葬りますですよ。

 

じゃ~ん

 

これが、ザ・葬り!

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パンに乗り移ったヘビと蛇の卵を、願いを込めながらぐっちゃぐっちゃに壊し、

まぜまぜに混ぜ、

こねこねにします。


そして撒く!


Cimg2044

 パッと撒く!

 



蛇どもよ、散るがいい!ワッハッハ

 



こねてこねて、

Cimg2045


パッ!

 


Cimg2044_2

 散れ! うりゃー、退散ぢゃーー!

 

ああ、それはもう、全身の力と念を込めて、しっかり葬り去りました。



・・卵の形のパンもまぜまぜにしたんでね。

多分カムバックはないでしょう。

 


 

長い儀式も来週でクライマックス。



体を浄化し、ニューボーン!(新生)するプロセスをご覧にいれたいと思います。

 

ではまた

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