リシケシに来てから早3週間・

特別合宿も中盤を過ぎ、メイン講義「チャーンドギャ ウパニシャッド」も佳境にはいり、ジェットコースターのような日々が続いています。

 

この地「リシケシ」でするべきことは、なんといっても沐浴♨ ですな。

ガンジス河での沐浴は「ガンガー スナーナン」と呼ばれます。

ガンジス河は、インドの言葉で「ガンガーगङ्गाという女性名詞で呼ばれています。

 

ガンジス河はインド人にとってはとっても特別。

それはもはや「河」にあらず。

ガンガーは、単なる川ではなく、ヒマラヤに降臨してきた女神の現れそのものなのです。

 

もし、極東の島からやってきた我々が、インドの地でガンジス河に行く道の途中で迷い、インド人に道を尋ねようとして、片言の英語で

 

「ガンジス川にいきたいでございます。一体彼の川はどこですだ?」

 

といっても、インド人は??キョットン

と、してしまうでしょう。

 

インドでガンジス河を呼ぶ時は、どうぞ「ガンガー」と、絶叫してみてください。


「ホエアー イズ ガンガー?(ガンジス河はいずこ?)」

これで、100%インド人とコミュニケーションがとれるはず!

 

そして、沐浴は「スナーナンसनानम्と呼ばれています。

「アイ ワナ ガンガースナーナン!

(拙者、ガンジス河で沐浴したいでござる!)」

 

といえば、インド人ならだれもが笑顔で親切に道を示してくれることでしょう。

 

 

で、その筋?の人に聞くと、ガンジス河で沐浴すると、

過去につくった罪深い行いの結果「パーパपाप(不徳)」がどんどん浄化されていく、というそうなのです。

 

・・・むむぅぅう、聞き捨てなりませんなっ。

 

「極悪人の私はぜひ“ガンガースナーナン”という浄化の沐浴を毎日でも敢行せねばなるまいっ!」

 

と、心に誓った私は、毎朝寒い中フヌーッ!っといいながら、3時に起きて、1人河に挑んでいるのです。

 

そんな風に、インド人をおしのけてジャブ~ンと入る河は、

心臓が必ず一回止まる!

もう、 それ程、冷たっい。

ピィィxーー

 

というか、

寒いとか冷たいとか、痛いとかを超越して、一瞬頭が白く、ワケがわからなくなるのです。

体の全機能が意味不明の冷たさのために、-無―  の状態に・・

 

しかし、頭が一瞬真っ白になったとしても、しっかり持ち直して

「どうかガンガー女神さま、罪深いわたくしの「パーパपाप(不徳)」が浄化されますようにっ!!」

と心で絶叫しながら沐浴するのですね。

今のところ、毎日沐浴は欠かしておりません。

 

これできっと、幾ばくかの「パーパपाप(不徳)」は川の流れに押し流されたことでしょう。もっと勢いよくジャブジャブ浄化できるとよいのですが・・・

 

ちなみにガンガー沐浴のやり方を御紹介いたします。

これが100%正しいかは解りませんが、今のところインド人からクレームはついていないので、タブーは犯してはいない模様。

 

まず服装ですが、インドではパブリックな場所で体のラインを露出するようなものはアウトです。

女性はサリーのまま、もしくは服を着たまま入ります。

 

だから、インドで水着は必要ないですし、ビキニなんてもってのほか。

私は、速乾素材のだぶだぶのズボンとタンクトップを沐浴ユニフォームにしております。

 

沐浴手順

 まず入水まえに、この沐浴で何を達成したいか?という「サンカルパ(誓い、願い)」をたて、源流のあるヒマラヤに向かって祈ります。

 そして、サンダルを脱ぎます(ガンガーで足や靴を洗ってはいけませんよ。)

 源流のあるヒマラヤに向かいながら、手で水をすくい、頭にかけ体を清めます。

 浄化してから、おもむろにソロソロと入水。

 3回浄化を祈りながら、頭までしっかりつかるようにジャブン、ジャブン、ジャブンと潜ります。

これは自分の過去の悪行「パーパपाप(不徳)」から3つのパターンで悪影響をうけることを退けるためです。

 

その3つとは、

1・自分の体と思いからの影響、

2・周りの人々からの影響、そして

3.・地球環境からの影響

この3つから受ける良からぬインパクトをさけ、自分の為すべき事が敢行できるように祈り、沐浴し、障害を取り除いてもらうわけです。

 

沐浴が終わったら、ガンガー女神とヒマラヤにお礼をして終わります。

 

ぜひ、今生のうちに一度はガンガーで沐浴を!

きっといいことありますよ、、

  

 ねっ?

 

 

私はアシュラムと呼ばれる修行道場で生活しているので、沐浴が終わったら、お寺へいってヴェーダ聖典の儀式に参加します。

 

マントラを一通り唱えてたっぷり祈ってから瞑想タイム、

そして、朝食、

 

8時半から1つ目の講義。

という感じで1日がスタートします。

 

ちなみにクラスは8時、11時、5時の3つ。

 

夜は「サットサンガ(Yogiの集い)」という先生を囲んでの質疑応答。

 

合間の時間にサンスクリット語が入ったり、聖典の斉唱練習が入ったりといって、息つく間もなく1日が過ぎ、気がつけば空にお月さまが浮かんでいる、という状態です。

 

「自分の心と体を、日々やるべき事で、ビッシリ忙しくしておくということも時にはいい学びだよな・・」

そう呟きながら毎日を送っております。

 


ところで、

リシケシは「タパス(苦行)の地  タポーブーミーतपोभूमीなんだよ、

とある日先生が教えてくれました。

 

この地は「タパス」という苦行をするのに、相応しい地なのだそうです。

 

それもそのはず。 

 

そう思うのは、

気候が極端すぎる!

 

1日の中で夏と冬が来るかのよう。

朝晩は東京と同じほどの寒さ。

それなのに、昼は砂漠のような強い日差しと暑さ。

 

この寒さ、暑さを

「ヘラリ~ン、こんなのへっちゃらですぜ」

と、涼しい顔して河で毎日体をゴシゴシ洗ったり、暖房なしの石造りの家に住み、

お風呂もお鍋もホッカイロも知らずに生きることができれば、

それはある意味Yogaの達成ということになるからでしょう。

 

というわけで、Yogaの修行を極めんと心に誓う方は是非、タパスの地、リシケシへ。



アシュラムから見るガンジス河と日の出前

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(朝6:30)

ラムジュラ橋から見るガンジス河

Cimg2294(昼3:00)


ガンジス河沿いの出店通りにて  


Cimg2257(夕方5:00)


公共水道の「ジカ飲み」 ダメ、絶対!! 







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