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『バガヴァッドギーター』という経典のオリジナル言語はサンスクリット語です。
この2つのテキストがギーターを勉強する時には肝心なのです。
1つは、ギーターの詩そのものが書かれているオリジナル本(手前)
そしてもう一つ大事なのが、ギーターの詩の意味を詳しく紐解いてくれる解説本(後ろ)
では、この解説本は一体どこのだれが書いたのか?
哲学的に何派に属する人物が、どんな意図をもって書いたのか?
これを見極めるのが実はYoga哲学において大変重要なファクターとなってくるのです。
なぜならギーターの詩は、1つの言葉に沢山の意味が込められており、文字どおりの言葉の意味でとるべき個所と、隠喩されている意味で解釈するべき場所をはっきりしなければ、多分に読み間違えてしまう危険があるからです。
また自分の理解だけで詩を読んでも、その時点でその人が理解していることの範囲でしか意味をとることができず、経典の深さまで届かないことが多くあります。
現在一番インドで信頼に足る解説本が8世紀にシャンカラアーシャリヤ(シャンカラ先生)によって書かれた『シャンカラ・バーシャ』です。
この解説本の中でシャンカラ先生は、他の哲学派(ジャイナ教、物質主義者、バウッダと呼ばれる仏教のいくつか、サーンキャ、ニヤーヤ派など)の曖昧な論理と結論をビッシビシと、完膚なきまでに論破しております。
ですので、ギーターは『シャンカラ・バーシャ』を使って読み込まないと、フワフワ~とわかったような、わからんような感じで終わってしまうようです。またギーターを教えてくれるという方を見極める時も、『バーシャ』を勉強したかしていないか?がKeyになってくるともいえます。
そんなわけで、サンスクリットを鬼?兎?のように勉強している私は、これからシャンカラ先生の『バーシャ』の世界に飛び込もうと思います。
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